両面安心錠は認知症の方の徘徊防止や、住居への侵入対策に効果的

k_091一般的なドアの場合、外側から施錠・開錠する場合は鍵を使いますが、内側はレバーや指でツマミを回すサムターンになっており鍵が不要になっています。一方、両面安心錠は、室内側からも鍵がないと開閉できない施錠システムを採用しています。

このようなシステムが必要とされる例として、認知症などの介護の必要な方がいる住居が挙げられます。認知症のお年寄りに多くみられる行動の一つに、家の外に出て徘徊する事例があります。認知症の方の行方不明者は、年間1万人にも上り大きな問題となっています。現状、介護者の方が常に見守っていられないケースも多く、玄関 徘徊防止の鍵が付いたドアの需要が増えてきています。

http://www.city.nemuro.hokkaido.jp/dcitynd.nsf/doc/d54a634d9a2f3dda49257fbc001b1837?OpenDocument

また、安心錠は、防犯上の見地からも効果があります。住居に侵入される事件で、最近増えてきているのが、郵便受けや窓から手や道具を使って内側から解錠する手口です。両面安心鍵ならこのような心配はなくなります。

http://www.city.hachinohe.aomori.jp/index.cfm/25,84735,108,html

k_138安心錠は、現在使っているドアの施錠システムと交換することで導入可能です。また、内側は普通の鍵のほかに、サムターンと鍵が一体化した部品が付属します。こちらの部品を使用すれば、一般的なドアのようにサムターンで施錠することも出来ます。内側からの施錠のタイプを切り替えることができるので、場合に応じた使い分けが可能となっています。