空き巣VS我が家の鍵!最新鍵事情

防犯の要はカギにあり。

空き巣被害というのは金銭的にも精神的にも大きな被害を与えるものです。自宅に大金なんて置いていないという人も多いと思いますが、だからといってその住宅が侵入盗のターゲットにならないとは限りません。確かに入念な下調べを行い、その家にどのくらいの金品がありそうかを想定している侵入盗も多いのでしょうけれど、その一方で「手あたり次第」に侵入を試み、次から次へとそれを繰り返していく窃盗グループも存在しています。一軒の被害金額は少なくとも、それを何度も繰り返すことによって多額の金品を奪取しているケースだってあるということなのです。

これに拍車をかけているのが、外国人窃盗団の暗躍でしょう。日本とは物価が10倍以上も違う国から密航によって集められた集団は、仮に検挙されても数年で解放され、本国へ戻れることをしっていますから、出稼ぎ感覚で犯罪に手を染めているのです。

そうした犯罪者に対して、わたしたち一般人の常識など通用しません。お金なんか無いのにどうして我が家を狙ったんだろうと考えてみたところで、まさにあとの祭りというわけなのです。
防犯対策の要は、その家が防犯対策を施しているということを、広く知らしめることにあります。たとえばカギが玄関に複数設置されているのは、外見からもわかることです。この家は通常よりも不正解錠に時間がかかると思えば、あえてそこをターゲットから外すという犯罪者の心理は、容易に想像することが出来るでしょう。

また、実際に侵入を試みた際、特殊なカギや防犯対策が存在していることがわかれば、その時点であきらめる侵入盗だっているでしょう。彼らもつかまるリスクは極力抑えたいと考えるからです。
玄関や窓のカギは侵入盗が最初にアクセスするポイントのひとつです。ここに明らかな防犯対策をしておくことが、犯罪者に対する意思表示になり、その攻防を制する現実的なポイントとなるはずなのです。